ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって、涙が均等に行き渡らなくなり、目の表面に傷が生じる病気です。
高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ使用者の増加に伴い、ドライアイの患者数も増えてきており、その数は2,200万人ともいわれています。
以下のような症状が5つ以上思い当たる方は、ドライアイの可能性があります。
- 目が乾いた感じがする
- 目が疲れる
- 目の中に異物感・不快感がある
- 目に痒みがある
- 目が充血しやすい
- 目に痛みを感じる
- 目が重い
- 目やにが増えた
- 目を10秒以上、開いていることができない
- 視界が霞む
- 原因もなく涙がでる
- 光が眩しすぎるように感じることがある
ドライアイの治療
ドライアイの治療として従来は、水分を補給し、傷ついた角膜を修復するタイプの目薬が使用されていました。
最近では、涙の各成分に直接働きかけるタイプの目薬が開発されたことにより、患者さんごとの涙のタイプに応じての治療が可能になりました。
ドライアイは放っておくと日常生活に支障をきたすこともあります。何となく目に不快感や見えにくさを感じる方、疲れ目などが気になる方は、是非ご相談ください。